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貧血の治し方まるわかり | 貧血サポートラボ

鉄分不足は「うつ病」や「パニック障害」の原因に大きく関係!!

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「鉄分不足と聞いてもピンとこないなぁ」そんな人にこそ読んでいただきたい内容です。鉄分は貧血に悩んでいる人や妊娠している人に必要なもの。それだけではありません。むしろ、もっと大切なことがあります。

疲れがとれない・イライラする・やる気が起きない・集中力が続かない、これら全部を年齢のせい・ストレスのせい・環境のせいなどにしていませんか?

精神(こころ)の病気の終着点というイメージがある「うつ病」や「パニック障害」。ストレスが原因とされてきましたが、最近では鉄分不足も大きく関係しているといわれています。

女性に多い「うつ病・パニック障害」

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貧血と同じく、「うつ病・パニック障害」も、女性の発症率が高いと言われています。うつ病やパニック障害と診断された人が訴える症状は、

  • ヤル気が出ない
  • 気分が落ち込む
  • イライラする
  • 動悸がする
  • 息苦しい
  • めまい
  • 頭痛
  • カラダがだるい
  • 朝なかなか起きられない

などです。これらはうつ病やパニック障害の症状でありながら、鉄分不足の症状とも重なっています。

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うつ病やパニック障害の原因は「ストレス」とされていますが、実際に心療内科や精神科を受診される女性の多くの人は、鉄分不足である人が大半だそうです。

人によっては、隠れ貧血の症状そのものもあれば、隠れ貧血が根底にあって、それがもとにあった精神面の弱さの上に、うつ病やパニック障害を発症しているケースがあると言います。

鉄分不足の実態

うつ病やパニック障害の根本的な原因が鉄分不足なら、一般的な精神科での治療において、鉄分不足を改善するための治療が行われるはずです。

しかし、栄養療法を実践している病院の数は、まだ少ないのが現状のようです。一般的に優先されるのは、抗うつ薬や抗不安薬、カウンセリングなど。

「タンパク質+鉄」を十分に摂るという指導の結果として、うつ・パニック障の改善を目の当たりにした私は、栄養に目を向けず、栄養療法を実践しないのは、医師の勉強不足ではないかと考えるようになりました。

大多数の医師は、女性の鉄不足の実態と、それがもたらす心身不調の深刻さに気が付いていないのです。

引用:「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」藤川徳美著 光文社新書

鉄分不足は産後うつの原因にも

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出産によって貯蔵鉄は空っぽになってしまいます。表にもあります通り、フェリチン値5以下の人が20代の女性よりも30代・40代に多いのは、その年代に出産する人の割合が多いことをあらわしています。

妊娠と出産では鉄分が赤ちゃんへと移行し、お母さんの鉄分不足が深刻になります。これは「産後うつ」の発症と大きく関係していると言われています。

ですから、妊娠や出産によって大量の鉄分が必要な女性は、積極的に補給する必要があります。

さらに不妊や流産の危険も

さらに鉄分は、次の以下のような働きがありますので、不足するよ不妊の原因になっているとも言われています。

  • 女性ホルモンの分泌
  • 排卵障害を予防する働き
  • 卵細胞の成長
  • おなかの赤ちゃんの器官形成

鉄分不足だと、妊娠しにくくなったり、妊娠後の流産の原因にもなります。それだけ鉄分って大事なんです。そのため欧米では、フェリチン値が40以下のお母さんは出産を許可されないそうです。

うつ病・パニック障害の原因と鉄分の関係

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うつ病やパニック障害がおこる原因の一つに、神経伝達物質であるセロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンが減少していることが挙げられています。

  • セロトニンは心を安定さる
  • ドーパミンは快楽をつくる作用にかかわる
  • ノルアドレナリンはやる気をつくる

これら神経伝達物質が不足していることが、うつ病やパニック障害の原因という説が有力とされていて、これに対応した薬もあります。

鉄は神経伝達物質をつくるのに必要

鉄分は、神経伝達物質をつくる際に必要な酵素と結合して、その機能を助ける働きをしています。

鉄分不足の場合では、セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンが必要なときにつくられないことから、うつ病やパニック障害と同じような症状を引き起こす原因になるとされています。

女性はほとんどが鉄分不足

病院で貧血と診断されたこともないし、うつ病などを自覚したこともない。そんな人にとって、鉄分不足とは、ふだんあまり意識しないことかもしれません。

しかし、厚生省が発表している「国民健康・栄養調査」によると、日本人女性のほとんど(70%以上)が鉄分不足だというデータがあります。

そうなると、もはや貧血・うつ病・パニック障害などは他人ごとではありません。

効果的な鉄分のとり方

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鉄分は数ある栄養素の中でも、カラダに吸収されにいくいことで知られています。

食べ物に含まれる鉄分は、おもに動物性の食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性に食品に含まれる「非ヘム鉄」に分かれ、それぞれに吸収率が違います。

ヘム鉄が15~25%あるのに対し、非ヘム鉄は2~5%しかありません。吸収率の良いヘム鉄を含む肉類などを積極的にとることも大切ですが、非ヘム鉄は食べ合わせによって吸収率が良くなりますので、いかに吸収しやすいように食べ合わせを工夫するこということも大切なのです。

鉄分の吸収を助ける食べ物とは?

鉄分の吸収を良くするものは「ビタミンC」「リンゴ酸」「動物性たんぱく質」です。これらを多く含む食べ物と一緒に食べることで、非ヘム鉄の吸収率は各段に上がります。

ビタミンCを多く含む食べ物
  • アセロラ
  • パセリ
  • ピーマン
  • ゆず
  • キウイ
リンゴ酸を多く含む食べ物
  • 乾燥しいたけ
  • りんご
  • さといも
  • バナナ
  • きゅうり
動物性たんぱく質を多く含む食べ物
  • まぐろ
  • 生ハム
  • 牛もも
  • 鶏ささみ・むね・もも
  • たまご

▼食べ物に関してより詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください

まとめ

鉄分不足は、貧血だけでなく、うつ病やパニック障害の原因にもなると言われています。

日本人の女性が鉄分不足なのは、どのデータを見ても明らかです。

うつ病など、こころの病気のケアや予防のために、鉄分を積極的に摂るよう心がけることはとても大切です。鉄分をしっかりと補い、元気な自分を取り戻しましょう。

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